福岡市城南区別府の内藤胃腸科外科クリニックです。胃腸内科/消化器内科/呼吸器内科/外科/内科

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よくある質問

乳腺の病気や甲状腺の病気のとき、何科にかかればいいの?

乳腺の病気や甲状腺の病気のとき、どこの病院に行けばよいのかわからないという話をよく聞きます。大きな病院に行けばよいとお考えの方も多いと思いますが、身近なところで、診療を受けられればよいとのお考えはないでしょうか。
例えば、乳がんの早期発見は非触知乳がんの発見につきます。非触知乳がんの発見にはマンモグラフィーと超音波があり、それぞれ一長一短がありますが、身近なクリニックで受けられる超音波検査がおすすめだと言えます。がんは乳がんだけではありません。甲状腺がんも同時に検査できる超音波を身近なクリニックで気負い無く受けることが大切です。

肋軟骨炎、肋軟骨痛とはなんですか?

肋軟骨接合部痛、ティーツェ病、下部肋骨疼痛症候群などとも言いますが全て同じ原因です。両側の第1から第12番の全ての肋軟骨部に起こり得ます。肋軟骨部の圧痛を主訴とし背部にかけての放散痛がともない、せき、くしゃみや深呼吸など胸郭の運動によって増悪します。
胸部レントゲン、CT、MRI検査などでは異常を認めません。1~数カ所の肋軟骨接合部のピンポイントの圧痛が特徴のため、その診断には超音波検査(表在エコー検査)が必要です。原因は不明ですが、胸肋靭帯へのストレス、付着部炎などが考えられています。鎮痛剤などで自然と軽快しますが緩解、再燃をくりかえします。狭心症、心筋梗塞、乳がん、肺がん、初期の帯状疱疹など胸痛をきたしやすい病気と鑑別することが大事です。

夜間具合が悪くなったときはどうしたら良いのでしょうか。

当クリニックに直接お電話にてお問い合わせください。院長不在の場合は福岡市急患診療センターでも対応を受け付けています。

福岡市急患診療センター
TEL:092-847-1099
福岡県福岡市早良区百道浜1丁目6-9

受付時間
平日 午後7時30分から翌日午前6時30分まで
土曜 午後5時から翌日午前7時30分まで
休日 午前9時から翌日午前7時30分まで
年末年始(12月31日~1月3日) 午前9時から翌日午前7時30分まで
盆(8月13日~8月15日) 午後7時から翌日午前7時30分まで

膝の水を抜くと「くせ」になりますか?

膝の水(関節液)は、関節のすべりをよくしたり、関節軟骨に栄養を与える液体で、正常では関節軟骨表面を潤す程度のわずかな量ですが、炎症が起きると過剰に産出され、関節に水がたまるのです。
ちょうど鼻炎で鼻水がたくさん出てくるのと似ています。鼻炎が起こると鼻をかんでもかんでも鼻水が出てきます。鼻をかんだから鼻水が出るのではなくて鼻炎が治らないと出てくるのです。それと同じで、膝の水を抜いたからたまるのではなく、炎症が治まらないとたまり続けるのです。
どの程度たまっているかは超音波でみることができます。たくさんたまっている場合には膝の水を抜くことで膝の痛みを軽減したり、曲げ伸ばしできない状態を改善したりするだけでなく、抜いた水の性状を検査することで、炎症の原因を診断します。

橋本病とはどんな病気ですか?

橋本病は甲状腺に慢性の炎症が起きる病気で、慢性甲状腺炎ともいわれます。これは自己免疫の異常により、甲状腺に対する抗体ができて、この抗体が甲状腺を破壊するために起こる病気で、細菌の感染による炎症ではありません。
橋本病の患者は、特に女性に多く、男性の患者の15ないし30倍にものぼるといわれ、40歳代以後の女性では13人に1人がこの病気であるとの調査結果があります。
橋本病の症状は甲状腺腫と甲状腺機能低下による症状が主なものです。

  1. 甲状腺腫
    ほとんどわからないくらい小さいものから、非常に大きいものまでさまざまですが、甲状腺超音波検査で内部エコー低下や不均一を認めるものは橋本病の可能性が強いと言えます。
  2. 甲状腺機能低下症
    すべての橋本病の人が甲状腺機能低下症になるわけではなく、甲状腺機能低下症になるのは一部の人です。当クリニックでも多くの方が甲状腺機能低下症のため定期的に通院治療されています。甲状腺機能低下症の症状は、寒がり、皮膚がかさかさする、疲れやすくなる、むくみ、便秘、無気力、体重増加などです。

橋本病の治療
橋本病の人でも、甲状腺機能が正常である場合には、治療の必要はありません。ただし、甲状腺機能が正常でも甲状腺腫が大きい場合には、甲状腺腫の治療のため、甲状腺ホルモン剤で治療をして甲状腺腫を小さくすることがあります。
甲状腺機能の低下がある場合には、甲状腺ホルモンの分泌が少なすぎるので、これを補うために甲状腺ホルモン剤を服用して治療します。そして薬の服用は長期間継続する必要があります。

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胃がんリスク検査とは?

ピロリ菌は胃潰瘍、十二指腸潰瘍や慢性萎縮性胃炎、胃がんの発生と深い関係がある菌です。血液検査(ピロリ菌抗体検査+ペプシノゲン法)でピロリ菌の有無と胃の萎縮状況を調べ、胃がんになる危険性を判定します。胃がんを発見する検査ではありません。
胃がんリスク検査陽性の方は胃内視鏡検査による精密検査が必要となります。